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鏡開きとは?

2023/1/6トピックス

鏡開きとはお正月の間に年神様が宿っていた鏡餅をおろして食べ、1年の無病息災を願う行事です。
実は意外と知られていないNG行為があります。
鏡開きのNG行為を3つ紹介します。
鏡開きとは?

○松の内(正月事始めから神様がお帰りになるまで)の期間が明ける前に食べる

鏡餅は、穀物神である年神様が正月の間に宿る依り代であるとされています。
そのため、松の内が明ける前に鏡開きをしてお餅を食べることは望ましくありません。

○包丁を使って切る

鏡開きの由来である具足開きでは、刃物を使って鏡餅を切る行為が切腹を連想させることから、縁起が悪いとする風習があります。武家の間では鏡餅を弓の弦で引き切ったり、木槌で叩いたりして、食べやすい大きさにしていました。

現代でも鏡餅はお正月の縁起物であるため、食べるときにも縁起を担ぐことが大切です。
包丁などの刃物は使わず、木槌で叩いて割るようにしましょう。

○鏡餅を食べずに捨てる

鏡餅をいつまでも飾り続けることはせず、松の内が明けたあとは鏡開きをして食べるようにしてください。長期にわたって鏡餅を飾ることは、家に来た神様に失礼な行為と見なされます。

正しい方法で楽しくおいしくお餅をいただいて、家族の健康と幸せを願いながら、新しい1年を気持ちよくスタートしましょう